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商品詳細

シンプリー・ジーザス[四六判並製(416頁)]

販売価格: 3,025円(税込)
厚み: 24mm
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『シンプリー・ジーザス』  

   何を伝え、何を行い、何を成し遂げたか

  N.T. ライト著
  山  口  希 生・山  口  秀 生 訳
  四六判並製(416ページ)定価2,750円+税


著者◎N. T. ライト
セント・アンドリュース大学神学部新約学、初期キリスト教学教授。前ダラム主教。
80以上の著作、論文がある。世界の神学界をリードする聖書学者の一人。

訳者◎山口希生
セント・アンドリュース大学神学部卒。東京基督教大学共立基督教研究所研究員。
訳書: N・T・ライト『新約聖書と神の民(上)』、R・ボウカム『イエス入門』(共訳)他。

◎山口秀生 日本同盟基督教団元信徒理事。シルバー人材センター元理事。

 

〈「まえがき」より抜粋〉
 本書のタイトル『シンプリー・ジーザス』は、先に執筆した『シンプリー・クリスチャン』(邦題『クリスチャンであるとは』)との連続性を意識して名付けました。しかしシンプルにといっても、色々な意味があります。  私はシンプルな問いに対し、さまざま側面をまとめ上げながら、できるだけシンプルに答えようと決意しました。私の考えていることが、心からイエスへの道を知りたいと願う人、実際に人として歩んだイエスに近づきたい人、そしてイエスを通じて神に出会いたいと願い、また「イエスに従う」ことの意味が実感できる人生のあり方を求めている人、そういう人たちに役立つことを願いながら。  本書は三つの部分で構成されます。第一部は五つの章からなり、そこで鍵となる問いとは何か、大切なことは何なのか、そして今日それらの答えを見つけるのが困難なのはどうしてなのかを説明します。

 次に、本書の中心的な部分である第二部(第六章から第十四章まで)では、イエスの公生涯とはいったい何だったのか、彼は何を成し遂げようとし、どのようにそれに取り組んだのか、それらについてできるだけシンプルに私の考えを述べます。  第三部は、一つの長い最終章から成っていて、それを「だから何なのか?」と名付けることができるでしょう。言い換えるならイエスについてのすべてが、「現在に生きる私たちにとってどんな意味があるのだろうか?」ということです。イエスが神の王国を開始したことが、現代とどのような関係があるのか、それを今日の人々が理解しようとするときに採る四つのアプローチを描きます。

もくじ

日本の読者の皆様へ

はじめに

 第一部

第1章 とても奇妙な王
第2章 三つの難題
第3章 パーフェクト・ストーム
第4章 紀元一世紀の嵐を呼び起こすもの
第5章 ハリケーン

 第二部

第6章 いまこそ神が支配される
第7章 キャンペーンここに始まる
第8章 説明するストーリー、変革をもたらすメッセージ
第9章 王国、現在と将来
第10章 戦いと神殿
第11章 空間、時間、そして物質
第12章 嵐のただ中に
第13章 なぜメシアは死なねばならなかったのか
第14章 新たなる支配のもとで──イースターとその向こうに

 第三部

第15章 イエス・世界の支配者
さらなる学びのために
訳者あとがき


内容紹介
推薦の言葉

神の民の使命と責任を再確認
「イエスとは誰だったのか」「イエスは何をなしたのか」「イエスとは今日の私たちと世界にとって、どのような存在なのか」。教会が、世界が、二千年にわたって問い続けてきた問いへの、簡潔で、力強く、明快で、過不足のない応答がここにある。それは希望に満ち、私たちの視野を大きく広げ、神の国の現実を仰がせ、私たちをまことの王でありしもべとなられた主イエス・キリストへの信仰と服従へと招く。そして、いまここに生きる神の民である教会の使命と責任を新しく受け取らせる。朝岡 勝(日本同盟基督教団徳丸町キリスト教会牧師)

牧師にとっての必読書
 神がこの世界に送られたイエスとは、いったいどのようなお方だったのか。N・T・ライトは本書で、旧約聖書全体が明らかにしている「神の民イスラエルの使命」、捕囚期以降の預言書が約束した「ダビデ王朝の復興」、ローマ帝国支配下における「紀元前後のイスラエル民族の屈辱的状況」、第二神殿時代のユダヤ教の底流にあった「解放者であるメシヤ像」などを理解しない限り、「イエスの実像」に迫ることはできないと主張する。もし牧師、説教者がこの書物を読まないでイエスを語るなら、虚構のイエスを提示することになるだろう。中澤啓介(大野キリスト教会宣教牧師)

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